データベースとの出会い

薬局は毎日たくさんの薬を購入する。購入記録の中で値段については財務関係で必要となってくるので、最低限どこの薬局もやっているはず。最初に勤めた薬局もそうであった。

値段だけの記録では購入するときは良いが、返品する時に問題となる。この薬はどこの卸しにいつ買った物なのか…。もちろん伝票を調べればわかる話だが、あの膨大な紙の束から1枚を探さなくてはいけないので、かなり時間もとられてしまう。

そうなるととりあえず思い当たる卸しに返品依頼を出してみることになる。卸しさんは基本的にその辺のデータはしっかりしているので購入履歴を調べてくれ、うちでの販売なので返品に応じますとか履歴がないのでダメですねと言ったことになる。実はこのやり取りが個人的に許せなかった。自分で買ったものがどこから買ったものかすぐにわからないなんて、なんてずさんなんだと思った。

ちょうどそのころ狂牛病が流行して、牛のデータ(トレーサビリティ)が構築されつつあった。もちろん口にするものと考えれば牛も薬も同じなのかも知れないが、薬よりも食品の方がデータシステムが発展していることについて少し疑問に思った。

それでは作るしかないかと思いエクセルで挑戦。しかし結果からいうとダメだった。なぜなら、今でこそエクセルの行数はかなり入れられるが、その時のエクセルは残念ながら6万5千行程度であった。それを操るためのPCスペックもないので、作っては見たものの実用性がないと判断し運用しなかった。

そんな時に出会ったのがデータベースであった。

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