背景
最初の薬局は在庫管理システムが導入されていなかった。発注をするときは目で確認し在庫が足らなくなったら発注するという流れであった。これは長年の勘に頼るしかない方法であったが、管理薬剤師が一人でやっていたのでそこまでぐちゃぐちゃになることはなかった。
しかし、発注漏れや過剰発注は少なからずあった。また発注に時間がかかってしまうので、その時間が無駄だなと感じるようになった。もちろんシステムを導入すればよいがそんな余裕は当時の薬局にはなかった。一番気になっていたのは過剰在庫を返品する時だ。もちろん購入した卸に返品依頼をすればよいのだが、伝票をひっくり返さないと購入先がわからない状況であった。伝票を見なおすことは相当時間がかかるので、あたりを付けて卸に返品依頼、だめなら別の卸ということになる。これは相手の卸に対して大変失礼なことをしているのではないかと思った。逆の立場だったら「買ったものぐらい管理しておけよ!」と言いたいところである。
そんなこともあり、購入履歴はデジタル化しておく必要があるなと感じた。
しかし、どうすればいいかという答えはあまり持ち合わせていなかった。
単にExcelで管理をすればいいかなと思ったが、ちょっと想像するだけで行数がかなりの量になると容易に予想がついた。これはAccessだなとすぐに思ったが、その時は使えないどころか触ったこともない状況だった。
無茶ぶり
その時の自分は何か面倒くさい人だった。
背景の時に触れたが、こう思ったらそうなんだと強く思うようになり、その思いを管理薬剤師にぶつけていた。これからはこうしていかないとダメだとかこうするべきなんて言って説得した。
あの時は絶対自分は間違っていないと思っていたのでかなりきつく言ったんじゃないかなと反省。
今考えると急にそんなことを言われたのに柔軟に対応してくれたその時の管理薬剤師に感謝です。
その気になった管理薬剤師はすぐにAccessを購入。そして参考書も同時に購入していた。
この辺の行動の速さはいつも尊敬に値するものがあった。
Accessの勉強
最初は管理薬剤師に任せておけばよいかと思っていたが、ちょうどいい機会だから自分も勉強しようと思って一人の時間には参考書を読んだ。
しかし参考書を読んだからといってなかなか覚えられるものでもない。
結局手を動かさないと習得できないなと思い、朝早く出社して触って覚えることにした。
これが自分に合っていたのかAccessにのめりこんでいった。






コメント